[PSN0110]従業員基本情報作成

画面概要

従業員基本情報作成画面は、従業員基本情報を扱う画面です。

画面イメージ(個人情報)

※画面内の丸付き番号は画面解説の番号と対になります。

画面解説(個人情報)

  1. 従業員名、従業員コード

    従業員名(姓/名/ニックネーム)をタイ語で設定します。英語及び日本語を設定する場合、[PSN0111]従業員名画面で設定します。“その他言語”ボタンを押下することで遷移します。

    従業員コードは任意のユニークなコードを設定します。

  2. 有効化する日付

    当該画面に設定した従業員基本情報を有効化する年月日を指定します。

    例えば2020年4月1日(未来日付)から住所を変更する場合、2020年4月1日を設定することで、2020年3月31日までは既存の住所が使用され、2020年4月1日から新しい住所が適用されます。

    年は西暦で入力して下さい。

  3. 個人データ
    1. 敬称

      従業員が男性ならば“ミスター”、未婚女性ならば“ミス”、既婚女性ならば“ミセス”を設定します。

    2. 生年月日

      従業員の生年月日を設定します。西暦、仏暦の指定が可能です。

    3. 居住国

      従業員が一年のうち“180日を超えて住んだ国”がタイの場合、“タイ国内”を選択します。

    4. 婚姻状況

      従業員の婚姻状況を設定します。タイ国内、国外を問いません。

    5. 婚姻状況変更の年

      従業員の婚姻状況変更の年を設定します。生年月日設定時に指定した年号(西暦、仏暦)で設定します。

  4. IDデータ
    1. 国籍

      従業員の国籍がタイの場合チェックを入れます。

    2. 身分証明書番号

      国民身分証明書に記載されている国民登録番号を設定します。従業員の国籍がタイの場合のみ設定します。

    3. 納税義務者番号

      歳入局より交付される納税者IDカード(通称TaxIDカード)の納税者番号(通称TaxID No)を設定します。従業員の国籍がタイ以外の場合のみ設定します。

    4. 社会保険番号

      社会保障事務所より交付される社会保障カード(通称Social Securityカード)の社会保障番号(通称Social Security No)を設定します。従業員の国籍がタイ以外の場合のみ設定します。

  5. 銀行情報

    従業員の給与振込口座を設定します。

  6. 住所、電話番号

    従業員の住所をタイ語で設定します。英語及び日本語を設定する場合、[PSN0112]従業員住所画面で設定します。“その他言語”ボタンを押下することで遷移します。

画面イメージ(就業)

※画面内の丸付き番号は画面解説の番号と対になります。

画面解説(就業)

  1. 所属、役職

    従業員の所属する部署、ワークグループ、役職を設定します。

  2. 社会保険料計算

    従業員が社会保険基金に加入していない場合、チェックを入れます。

    チェックを入れると毎月の社会保険料を計算(天引)しません。

    ※従業員(非雇用者)は外国人就業者も含め60才未満の全従業員に社会保険基金への加入義務があります。対象となるのは社会保険基金への加入義務がない雇用者のみです。

  3. 入退社日

    入社日及び退社日を設定します。生年月日設定時に指定した年号(西暦、仏暦)で設定します。

    退社日は当該画面でも設定できますが、[SCS0800]退職画面で設定して下さい。

画面イメージ(家族)

※画面内の丸付き番号は画面解説の番号と対になります。

画面解説(家族)

  1. 配偶者

    配偶者が存在する場合、配偶者へチェックを入れます。配偶者の国籍、居住国を問わず設定する必要があります。

    1. 名前

      配偶者の姓/名(ミドルネーム)をタイ語で設定します。英語及び日本語を設定する場合、[PSN0113]配偶者名画面で設定します。

    2. 敬称

      配偶者なので“ミセス”を設定します。

    3. 生年月日

      配偶者の生年月日を設定します。西暦、仏暦の指定が可能です。

    4. 居住国

      配偶者が一年のうち“180日を超えて住んだ国”がタイの場合、“タイ国内”を選択します。

    5. 障害者

      配偶者が障害者の場合、チェックを入れます。

      ※障害者を設定するにはタイの障害者IDカード(Disabled Person Card)を保持していることが必須です。

    6. 国籍

      配偶者の国籍がタイの場合チェックを入れます。

    7. 納税義務者番号

      配偶者の国籍がタイ以外、かつ所得が有る場合、歳入局より交付される納税者IDカード(通称TaxIDカード)の納税者番号(通称TaxID No)を設定します。

      配偶者の国籍がタイ以外、かつ所得が無い場合、空白のままにします。

    8. 身分証明書番号

      国民身分証明書に記載されている国民登録番号を設定します。配偶者の国籍がタイの場合のみ設定します。

    9. 所得有無

      配偶者に所得がある場合、“所得あり”を設定し、ない場合“所得なし”を設定します。

  2. 父母

    タイ国籍の父母が存在する場合、父母へチェックを入れます。タイ国籍以外の父母はたとえ居住国がタイでも設定する必要がありません。

    1. 誕生年

      従業員及びその配偶者の父母の生年月日を設定します。西暦、仏暦の指定が可能です。

    2. 身分証明書番号

      従業員及びその配偶者の父母の国民身分証明書に記載されている国民登録番号を設定します。

    3. 居住国

      従業員及びその配偶者の父母が一年のうち“180日を超えて住んだ国”がタイの場合、“タイ国内”を選択します。

    4. 年間課税所得

      従業員及びその配偶者の父母の一年間の課税所得額を設定します。

    5. 障害者

      従業員及びその配偶者の両親が障害者の場合、チェックを入れます。

      ※障害者を設定するにはタイの障害者IDカード(Disabled Person Card)を保持していることが必須です。

  3. 子供

    子供が存在する場合、子供へチェックを入れます。子供の国籍、居住国を問わず設定する必要があります。

    1. 誕生年

      子供(第一子~第三子)の生年月日を設定します。西暦、仏暦の指定が可能です。

    2. 居住国

      子供(第一子~第三子)が一年のうち“180日を超えて住んだ国”がタイの場合、“タイ国内”を選択します。

    3. 年間課税所得

      子供(第一子~第三子)の一年間の課税所得額を設定します。

    4. 学生

      子供(第一子~第三子)が学生の場合、チェックを入れます。

      ※学生を設定するには“未成年者で就学中”または“満25歳以下で大学もしくは高等教育機関で就学中”であることが必須です。

    5. タイの学校

      子供(第一子~第三子)が学生、かつタイ国内の学校で就学中の場合、チェックを入れます。

      ※タイ国内の学校とは、“政府教育機関”または“私立学校法による私立学校”を指します。

    6. 禁治産者

      子供(第一子~第三子)が禁治産者、かつ従業員が後見人となっている場合、チェックを入れます。

      ※禁治産者とは、“禁治産者/準禁治産者として裁判所で宣告された者”を指します。

    7. 障害者数

      子供(従業員または配偶者の子供及び養子)の障害者数を設定します。

      ※障害者を設定するにはタイの障害者IDカード(DISABLED PERSON CARD)を保持していることが必須です。

画面イメージ(所得控除)

※画面内の丸付き番号は画面解説の番号と対になります。

画面解説(所得控除)

  1. 障害者

    従業員が扶養している家族以外の障害者及び禁治産者数を設定します。

    ※家族以外とは、“配偶者以外”かつ“従業員及びその配偶者の両親以外”かつ“従業員または配偶者の子供及び養子以外”を指します。

  2. 従業員所得控除

    所得控除できる各種支払の実際支払額を設定します。

    ※控除額ではなく、実際支払額です。

    例えば2020年度の所得控除を設定する場合、“有効化する日付”に2020年を設定する必要があります。

    1. 健康保険料控除(父)

      従業員の父親名義の健康保険料の実際支払額を入力します。

    2. 健康保険料控除(母)

      従業員の母親名義の健康保険料の実際支払額を入力します。

    3. 生命保険料控除

      従業員名義の生命保険料の実際支払額を入力します。ただし生命保険は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 生命保険契約期間が10年以上あること。
      2. タイ国内で事業を営む生命保険会社に対するものであること。
      3. 生命保険料及び保険の内容がDGN172-2規定の条件に合致していること。
    4. 年金生命保険料控除

      年金生命保険料の実際支払額を入力します。ただし年金生命保険は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 生命保険契約期間が10年以上あること。
      2. タイ国内で事業を営む生命保険会社に対するものであること。
      3. 生命保険料及び保険の内容がDGN172-2規定の条件に合致していること。
    5. 退職投資信託控除

      退職投資信託の実際支払額を入力します。

    6. 長期株式投資信託控除

      長期株式投資信託の実際支払額を入力します。ただし長期株式投資信託は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 最低年1回購入すること。
      2. 購入額は課税所得の3%以上又は5,000バーツ以上のいずれか高い金額以上であること。
      3. 5年以上保有すること。
      4. 配当金が支払われないものであること。
      5. 当該信託基金から借入金又は金銭を受領していないこと。
    7. 住宅ローン利子控除(個人名義)

      個人名義の住宅ローン利子の実際支払額を入力します。ただし、住宅ローン利子は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 住宅購入、買取権付使用契約、建築費用のための借入金により発生した利子であること。
      2. ※住宅とは土地付き家屋を含みます。

    8. ローン利子控除(夫婦名義)

      夫婦名義の住宅ローン利子の実際支払額を入力します。ただし、住宅ローン利子は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 住宅購入、買取権付使用契約、建築費用のための借入金により発生した利子であること。
      2. ※住宅とは土地付き家屋を含みます。

    9. タイ国内旅行費用控除

      タイ国内旅行費用の実際支払額を入力します。ただし、タイ国内旅行費用は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 政府の認可の下りている業者のタイ国内旅行のパッケージツアーであること。
      2. 政府の認可の下りている業者のホテルであること。
      3. 政府の認可の下りている業者の交通機関であること。
    10. 教育への寄付金

      教育、スポーツへの出資金の実際支払額を入力します。

    11. 寄付金

      寄付金の実際支払額を入力します。ただし寄付金は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 政府の診療所又は教育機関に対する寄付金であること。

        官報により公示された省令で指定されている公共慈善団体又は機関、もしくは政府の診療所又は教育機関に規定されるものを除く診療所及び教育機関に対する寄付金で公益のためのもの。

  3. 配偶者所得控除

    所得控除できる各種支払の実際支払額を設定します。

    1. 健康保険料控除(父)

      配偶者の父親名義の健康保険料の実際支払額を入力します。

    2. 健康保険料控除(母)

      配偶者の母親名義の健康保険料の実際支払額を入力します。

    3. 生命保険料控除

      配偶者名義の生命保険料の実際支払額を入力します。ただし生命保険は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 生命保険契約期間が10年以上あること。
      2. タイ国内で事業を営む生命保険会社に対するものであること。
      3. 生命保険料及び保険の内容がDGN172-2規定の条件に合致していること。
    4. 住宅ローン利子控除(個人名義)

      個人名義の住宅ローン利子の実際支払額を入力します。ただし、住宅ローン利子は以下の条件を満たさなくてはなりません。

      1. 住宅購入、買取権付使用契約、建築費用のための借入金により発生した利子であること。
      2. ※住宅とは土地付き家屋を含みます。

呼び出し元画面/コマンド・センター/メニュー

  1. 画面
  2. コマンド・センター
  3. メニュー

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