[TCS0510]従業員過去給与情報インポート

画面概要

従業員過去給与情報入力画面は過去の従業員給与情報を設定する画面です。

ここで設定した情報は最新年の確定申告等の年次帳票の作成で使用します。

当システムの導入時は、最新年度の期首から現在までの過去給与情報を設定する必要があります。

画面イメージ

※画面内の丸付き番号は画面解説の番号と対になります。

画面解説

  1. 検索条件

    一時保存データを表示する場合、過去給与情報の追加/更新対象とする従業員を絞り込む年月を設定します。

    インポートファイルをインポートする場合、対象年を設定します。設定した“年”+“インポートファイルの月”が給与支払年月として設定されます。つまり、複数年度にまたがりインポートすることはできません。

    複数年度にまたがりインポートする場合、インポートファイルを年度毎に分割してインポートして下さい。

  2. 既に存在する月

    検索条件で設定した年の過去給与情報登録状況を表示します。

    検索条件で設定した年の各月に一件でも給与情報が登録されている月の背景色が変わります。

  3. 雛形をファイルにダウンロード

    従業員過去給与情報インポートファイルの雛形ファイルをダウンロードします。

    保存先に“C on {使用中の端末名}”を指定すると現在使用中の端末のCドライブの直下に当該ファイルが保存されます。

  4. インポートファイル

    インポートファイルのフルパスを入力します。

    または“参照”ボタンを押下することで“ファイルを開く”ダイアログボックスを表示するので、インポートファイルを選択します。

  5. 過去給与情報(一時保存)一覧、またはインポートデータ一覧

    検索条件で絞りこまれた従業員毎の過去給与情報一覧を表示します。

    問題がある従業員は背景色が変わります。

    1. 支払日

      検索条件に入力した年、かつ月欄の月の給与が実際に支払われた日付を設定します。設定フォーマットは日/月/年です。西暦で入力して下さい。

      ※対象従業員の給与グループの計算単位が日給または週休の場合、該当月の最後の支払日を設定します。以下C~Uには該当月の合計額を設定します。

      ※対象従業員の給与グループの“支払スケジュール” が“月1回払い”、かつ“支払日が休日の場合、支払日を変更しますか?”に“翌有効日に変更”を設定した場合、該当月に給与支払が無く、翌月に二回支払われるパターンがありえます。この場合、該当月の給与支払日には該当月の月末日を設定します。

      ※対象従業員の給与グループの定期所得と不定期所得の給与支払日を分けている場合、以下B~Tには該当月の定期所得と不定期所得の合計額を設定し、給与支払日には後ろの支払日を設定します。

      ※給与グループ情報は[SRS0110]給与グループ作成画面で設定します。

    2. 所得合計

      所得合計額とは所得の総合計のことです。(ただし課税控除は含みません。)つまり課税所得合計と常に一致します。

    3. 課税所得合計

      課税所得合計とは課税対象となる所得の合計です。つまりD~Fの合計です。

    4. 課税所得(バーツ)

      課税所得(バーツ)とはバーツ建て所得の合計のことです。つまり、G~Nの合計です。

    5. 課税所得(C1)

      課税所得(外貨1)とは外貨1建て所得の合計のことです。

      外貨の設定は[CID0110]会社情報画面で設定します。

    6. 課税所得(C2)

      課税所得(外貨2)とは外貨2建て所得の合計のことです。

      外貨の設定は[CID0110]会社情報画面で設定します。

    7. 基本給与

      当該支払日の基本給与額額を設定します。

    8. その他の定期所得

      当該支払日の“その他課税所得”合計額を設定します。

    9. 賞与

      当該支払日の賞与額を設定します。

    10. 残業代

      当該支払日の残業代合計額を設定します。

    11. 解雇補償金

      当該支払日の解雇補償金額を設定します。

    12. その他の不定期所得

      当該支払日のその他の不定期所得額を設定します。

    13. 課税控除

      当該支払日の課税控除額を設定します。

    14. 所得税額合計

      当該支払日の所得税額合計額を設定します。

    15. 減給合計

      当該支払日の減給合計額を設定します。

    16. 社会保険料

      当該支払日の社会保険料額を設定します。

    17. 退職年金基金

      当該支払日の退職年金基金額を設定します。

    18. 政府職員年金基金

      当該支払日の政府職員年金基金額を設定します。

    19. 私立学校教員年金基金

      当該支払日の私立学校教員年金基金額を設定します。

    20. その他天引

      当該支払日のその他天引合計額を設定します。

    21. 備考

      当該支払日の過去給与情報にエラーがある場合、備考欄へエラーメッセージを出力します。

      エラーメッセージ エラー内容 対応方法
      Month is invalid 月の値が有効でありません。 1~12を入力してください。
      Payment Day input error(DD/MM/YYYY). 支払日のフォーマットが誤っています。 支払日は「DD/MM/YYYY」形式で入力します。
      {従業員名} input error. 数値以外は許可されません。 数値を入力します。
      {従業員名} input error Length > 12 digits. 12桁以上の入力は許可されません。 11桁未満の数値を入力します。
      従業員コードをセットしてください。 従業員コードは空白が許可されません。 従業員コードを入力してください。
      従業員基本情報が登録されていません。 登録されていない従業員コードです。 従業員基本情報を先に登録、または従業員コードを確認/修正して下さい。
      この従業員はまだ入社していません。 入社日以前の給与情報を入力しようとしています。 従業員基本情報の入社日を確認、または支払日を修正して下さい。
      従業員給与情報が登録されていません。 従業員給与情報が登録されていない従業員です。 従業員給与情報を先に登録、または従業員コードを確認/修正して下さい。
      過去給与情報が既に登録されています。 当該年月の過去給与情報が既に登録されています。 過去給与情報を修正することで対応、または従業員コードを確認/修正して下さい。(上書きはできません。)
  6. 一時保存/保存
    1. 一時保存

      過去給与情報修正対象従業員一覧へ設定した内容を一時保存データとして保存します。一時保存とは過去給与情報として登録するのではなく、当該画面内でのみ有効な一時データとして保存するということです。入力途中で一旦保存しておきたい場合などに使用します。

    2. 保存

      過去給与情報修正対象従業員一覧へ設定した内容を過去給与情報として保存します。設定した過去給与情報は確定申告等に反映されます。

呼び出し元画面/コマンド・センター/メニュー

  1. 画面
  2. コマンド・センター
  3. メニュー

サンプル

インポートファイルのサンプルをインポートファイルサンプルに用意しました。

各項目の意味については“5.過去給与情報(一時保存)一覧、またはインポートデータ一覧”を参考に、適宜変更してご利用下さい。

年は西暦で入力して下さい。

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